健康病という病

禁煙や砂糖断ち、さらには半日断食などをして 今までより格段に爽快になった(と2013年当時錯覚していた)私ですが、 こういった健康法を調べている中で一つ引っかかることがありました。

それは、どの健康法においても、やけに「攻撃的」だということ。

禁煙ならば、タバコはこんなに体に悪い、タバコ会社の陰謀が云々... 菜食ならば、抗生物質まみれの肉はタバコの○倍も血管や内臓に悪い、 残酷に殺される牛さんや豚さんたち、食肉会社の陰謀が云々...

砂糖ならば、砂糖が脳や血管に与えるダメージはタバコの○倍で 砂糖の精製方法と砂糖の化学式はヘロインにクリソツであり、 砂糖会社や砂糖メジャーの陰謀が云々...

(害を示す指数がどのケースも「タバコの○倍」ですよ! タバコの○倍危険!が世に溢れているなら、タバコってそんなに害が無いんじゃ…)

何で「禁煙して爽快になりました」「肉食止めて健康になりました」 「砂糖断ちして元気になりました」「断食で病気が治りました」 と、プラスのことだけ書けないんでしょうか。 (そういうサイトもわずかにありますが)

こっちが読んでて不快になるようなことなんて、 書かなきゃ良いじゃないですか。(お前もだろ!いい加減にしろ!) 被害者意識丸出しにして、悲劇のヒーローぶっているところに あらゆる健康法に対する「胡散臭さ」を感じずにはいられません。

そういう被害者意識丸出しの「健康人間」が、 タバコを排除し、肉食を排除し、カフェインを排除し、 思想や人間まで排除しようとしたファシズムそっくりだと思うのは私だけでしょうか。

食肉業界や砂糖業界を肯定することは全くできませんが、 それらに対してギャンギャン吠えて攻撃する人間についても 「何だかなぁ」と思ってしまう今日この頃です。

と、いうわけで… 全然人のことは言えませんが、このサイトでは実際にやってみた感想や 効果についてだけを、できる限り書いていこうと思った次第でございます。

※上の様な内容を「健康病」というそうです。あまり幸せにはみえませんね。

2015年追記

一応補足しておくと、この記事を書いた当時は健康法(特に食事)にハマっており、 自分の身体を実験台に色々試していたのですが、今は落ち着く所に落ち着いたという感じです。

ドクターペッパー飲んで100歳以上生きて 「私に飲むのを止めろと言った医師は皆死んだ」と仰る婆さんも いるくらいですから、結局は自分が好きなものを食べたり飲んだりすれば良いと思います。 健康法といえば、チベット体操というのをやり始めて1年以上経ちますが、 これだけはキチンと続いております(効果ないのでやめました)。


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