私が酒と煙草を飲まなくなって既に3年超、 はや1000日以上が過ぎております。
これくらい経てばスーパーやコンビニで酒や煙草を見かけても最早飲みたいとマジで思わなくなり、 もう「卒煙」「卒酒」と言っても良いのではないでしょうか。
そこで今回、卒煙卒酒に至った経緯、 やめた方法、やめてどうなったか等についてあらためて書いてまいります。
最初に結論を言っておくと、 「多少の金は浮くけど、酒や煙草を飲んでいた頃と大して変わっていない」 が正直なところなのですが、 まぁそれでも書いてまいります。
まず、何でやめたかについて。
一言で言えば
といったところ。
酒はある晩夏の休日の朝、ふと「もうこんな二日酔いで目覚めるのは嫌だなあ」と思い、 未開封のやつも含め家にあったウィスキーを全部捨て、そこから飲んでおりません。
煙草については酒を全部捨てた約一週間後、 アメリカ製のアメリカンスピリットが全てなくなり、 もうJT製のアメスピを買うしかなくなったので嫌々買ったのだけど、 クソ不味くてたまげてしまったことがキッカケ。
思い返せば、2000年代前半のアメスピはまさに至高の煙草だったのに、 葉のクオリティは落ち、あれほど詰まってゆっくり長く吸えていた葉の密度も今やスカスカとなり、 ユニークだった粉状のメンソールも改悪され、 それなのに値段は倍近くハネ上がり、しかも今度はJT製かよとなり、
「どこまで質を下げれば気が済むんだ」 「日本製なのにアメリカンスピリットって何だよ」 「もう高い金払って吸うものでもないな」という結論に至り、止めたのであります。
※逆にいえば、2000年代前半のクオリティのままだったら、 今でも煙草を吸い続けていただろう。 そういう意味ではJT等に感謝すれば良いのかな。
そんなわけで酒と煙草をほぼ同時にやめたわけですが、 どうやってやめたかについては、以下の通り。
酒の方は「ウィスキーを2〜3日で1本」というペースを10年以上続けた結果、 二日酔いで七転八倒したり胃を痛めたり人間関係を壊したりと、 散々痛い目に遭ってきたし、何よりもう一生分飲んだと心から思えたので、特に何も用いず、 大した苦労もなくやめることができました。
故中島らも氏が『今夜、すべてのバーで』にて 「アル中になるかどうかは教養の有無で決まる。ここでいう『教養』とは、一人で時間を潰せる能力のことだ」 みたいなことを書いていましたが、ネットやったり映画見たり等していれば酒を飲まなくても楽しいので、 私には「教養」があったということなのでしょう。
問題は煙草の方で、こちらは2日で1箱程度であり、 京都時代にアパートの床を焦がしたくらいしか痛い目に遭っておらず、 正直まだ未練が残っており、 「他の銘柄を探してみようか」「アメスピが駄目でもチェがあるじゃない!」 なんていう誘惑に駆られておりました。
そこで、禁煙外来や禁煙ガムや禁煙パッチや禁煙セラピーの出番…
とはならず、吸わずにいたら自然とやめることができました。
※禁煙セラピーはBookoffの100円コーナーで買ったけど面白くなかったのですぐに捨てた。 ニコチンガムはタバコ屋で試供品をもらったことあるが、 一口噛んであまりのマズさに吐き出した覚えがある。
じゃあ煙草やめるのに何も利用しなかったのかという話なのですが、 これは以前も言及した 『煙草をやめるのは簡単だ!』というサイトが大いに助けとなったのであります。
※アドレス。見とけよ見とけよ〜:http://www13.plala.or.jp/goodlife/tabako.html
というような素晴らしいことが書かれており、その一言一言が胸に刺さり、
もう嬉しくて感激で煙草を吸わなくとも平常心で過ごせたのでした。
ちなみに、禁酒禁煙したら酒や煙草を飲む夢を見るとのことですが、 確かに、煙草を吸って「あ〜禁煙失敗しちゃった〜」「もう終わりだぁ!」 という妙にリアルな夢は今まで何十回と見てきました。
一方、酒を飲んで「あ^〜酔っ払っちゃった〜」という夢は片手で数える程しか見ておらず、 やっぱ未練の大小が関係しているのではないでしょうか。
以上、今回はここまで。
卒煙卒酒した経緯、変わったこと、効果や思うこと 後編に続く。
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