以前の記事で、 「自信を持つにはノーリーズン、理由なんて不要だぜ」 なんてことを書きましたが、 その理由について当時の私はよく分かっていませんでした。
しかし、今はその理由らしきものが分かってきたので、 ここに書いてみたいと思います。
それではいってみましょう。
そもそも、あなたが自信を無くしてオドオドしたり 幸せになれない原因って、一体何でしょうか?
あなたはキリストの如く、全人類の罪を背負っているのでしょうか? そういう遺伝子を持っているのでしょうか? あなたが自信を持ったり幸せになると、 富士山が大噴火して日本が沈没してしまうのでしょうか?
あなたが自信を持てないのは、あなたが子供の時、 親をはじめとする周囲の人間から、自信を無くすように育てられたからです。
騒ぐと怒る、食事をこぼすと怒る、落書きすると怒る… 「しつけ」という名の下、怒鳴ったり ネチネチ言われて自信を無くすように仕向けられてきたのです。
それを何度も何度も何度も続けることで、あなたは自然と萎縮するようになってしまったのです。 で、気付いた時には萎縮するのが「当たり前」になってしまっているのでした。
ジョンレノンのWorking Class Heroじゃないですが、 散々自信を奪った挙句に働けとか立派に生きろとか言われても、そんなの無理な話ではないですか。
大体、子供の頃から一度も失敗せずに成長した人間って存在するのでしょうか?
生まれてこの方一度も騒がず、食事もナントカ流の作法顔負け、 スーパーでは騒がずに「この加工食品にはリン酸塩が含まれている」などと言う子供がいたら、 是非ともお目にかかりたいものです。
子供なんて騒いだり落書きしたり食事をこぼすのが当たり前で、 きちんと言い聞かせれば分かることなのに… そのことが理解できていない子供のままの親は、自分の親からやられたことがフラッシュバックしたり ただの鬱憤晴らしのために、あなたを怒鳴りつけたりネチネチ言ったりしてきたのです。
私なぞも両親から怒られる毎に、 「お前は○○(屑な親戚の名)そっくりだ!」 「お前は世界で一番駄目な人間と思え!」 「将来ロクな者にならない!」 などと言われ続けてきました。
三流高校卒止まりの人間が将来の東大卒に「世界で一番駄目な人間だ」とか言うんですよ。 こうやって書いてみると「それはお前のことだろう」と思っちゃいます。
ここで言いたいのは、私がいかに酷い目に遭ってきたかでなく、 程度の差こそあれ、大抵の自信を無くしている人も同じように、 大した理由も無く周囲の人間から自信を奪われてきたということです。
あなたは何も悪くないのに、子供じみた親や周囲の人間から、 自信という名のエネルギーを奪われ続けてきたのです。 (「しつけのため」とか言う人間もいますが、騙されてはいけません。 その人間がしつけについて無知なだけです)
何でこんな暗い話をするかというと、
理由無しで奪われてきたものなら 理由無しで取り返してよいだろう
だからです。
あなたは理由無しに、ノーリーズンで自信を持って良いのです。 あなたが自信を持つことにケチをつける人間は、最早誰もいません。 というか、自信を持つことであなた自身が輝きはじめ、 周りを輝かせることもできるようになるのです。
これが私なりの、理由なく自信を持ってよい理由です。
親が憎いからといって、親に復讐しても自信は回復しません。 親を許せという人もありますが、いきなりそんなの無理です。 上記のことを目をそらさず認識し、 「オレは理由なしに自信を持って良いんだ」と、自信を持つことを許可する、 自分を許すことが第一歩だと思います。
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