職場や学校での人間関係に悩み、 毎日が楽しくないという人、結構いると思います。
かく言う私もそうで、ブラック企業時代には職場のストレスが凄く、 特に無能な高卒係長(通称「ウンコ1号」)からパワハラを受けていた時などは、 毎日が楽しくないどころか「この世の全てが憎い」といった感じでした。
あまりのパワハラの酷さに部長に直訴したのですが、 部長は技術屋で人事関係にはとことん疎い人だったので、 何ともなりませんでした。
閉鎖的な地方に住み、周りには私の味方をしてくれる人間が誰もいませんでした。
1年前(2011年)の私は、ブラック企業のブラックさ加減と人間関係で、 まさに発狂寸前だったわけです。
※その後、労基法違反で部長は書類送検され、 ウンコ1号は会社をクビになったというのはサイトリニューアル時に書いた通り。
八方塞りになった私は、今までバカにしていて手に取らなかった 「人間関係が良くなる」といった内容の本を読むようになりました。
数年前に「ザ・シークレット」を試してみて全く効果が無かったし、 何か胡散臭いし、ああいう類の本は「女の腐ったような奴」の読む本だと決めてかかっていたのですが、 日々のストレスで、藁にもすがる思いだったのです。
で、図書館で借りたりアマゾンで古本を買ったりして色々読んだのですが、 どの本にも「人間関係を良くしたいのなら、まず自分が変わりましょう」 と書いてあります。
最初は 「ふざけんな!何で俺が変わらなきゃいけないんだ!! 俺を誰だと思っていやがる!! 変わるべきは、あの無能係長や会社の連中だろ!!」 と思っていたのですが、
どの本にも「まず自分が変われ」と書いてあり、 それが何度も何度も目に飛び込んでくるので、 「う〜ん…そうなのかもしれない…」と思ってくるようになりました。
※大学入試や資格試験では全くお勧めしないが、 自分の思考を変えたい場合は、色んな本を読んでみるのも良い。 1人の作者の本だけ読んだら「こいつの妄言だろ」で片づけてしまいがちだが、 別の著者が書いた別の本にも同じことが、さらに別の本にも…となると、 「色んな人が同じこと言ってる…本当かも」という風になってくるから。
色んな本を読んで、それを紙に書いてまとめたり 頭の中で反芻しているうちに、段々と私の思考が変わっていきました。
その証拠に、恨み帳代わりにつけていた日記の内容も、
「ウンコ1号死ね!!!」 「どいつもこいつもバカばっかりだ!!」
といった内容から、
「この思考は、果たして自分に良い結果をもたらすだろうか」 「人生を良くするためには、どうすればいいだろう」 「良い気分でいれば、周囲の状況に気分を左右されずに済むんだ」
といった内容に変化していったのです。
そんなわけで段々と私の思考が変わっていったのですが、 驚いたことに、私の思考が変わるにつれて周囲の人間の態度も変化していったのです。
別におべっかを使ったり「みんな仲良くしよう」と言ったわけじゃなく、 ただ本当に、考え方を変えた「だけ」なのに、 私に対するパワハラは無くなり皆が親切になっていったのです。
よく稲川淳二の怪談や5chの洒落怖とかホラー映画とかで、 「同僚の皮をかぶった何か」「家族の皮をかぶった何か」が 主人公に襲いかかってくるみたいな話がありますが、 丁度あのような感じなのです。
いつも見慣れた「会社の人間の皮をかぶった何か」が、 ニコニコしながら私に対して親切にしてくるのです。
私は最初ビビって 「なんだこいつら、気持ち悪っ!!」 「こいつら…裏で何か企んでいるな」 と警戒していたのですが、
次第に「ああ、自分の思考を変えたからこうなったんだ」 と思えるようになりました。
どういう原理で職場の人間関係が改善されたのかはいまだに分かりませんが、 「思考を変えれば周囲の人間も変わる」「人を変えたければ、まず自分が変われ」 ということは、少なくとも私の体験上は本当だったようです。
そんなわけで、思考を変えた結果、職場の人間関係も変化したわけですが、 人間関係を改善させたい場合は、本当に思考(考え方、意識)を変えるだけで良いのです。 別に対処法とか、何か行動を起こさなきゃいけない、ということは全くありません。
このようなことを、腑に落ちるまで頭の中で考えたり紙に書いていたりすると、 段々と思考が変化してくるのです。
「何から始めてよいか分からん」「本当にそれだけで効果があるのか試したい」という人は、 まずは21日間、不平不満を言わない生活をしてみてはいかがでしょう。 これだけでも、充分効果があると思います。
私の実践記事:『もう不満は言わない』は本当に効果あるのか実験した
注意!:いくら「自分が変われ」といっても、イジメや暴力を受けているなら、 迷わず警察または弁護士事務所に行って法の裁きを受けさせてやりましょう。 学校や会社は当てにしない方が良いです。
以上、サイト設立当初に書いた記事を少し改訂した記事だけど、今回はここまで。
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引き寄せに関する大変素晴らしい記事一例
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