現実とは何か?

よく「現実を見ろ」とか「現実に照らし合わせて」とか言いますが、 そもそも「現実」とは何でしょうか?

私なりの考えを申し上げると、「現実」とは

個人が、己の知識(能力)や価値観を通して知覚している、 現在生きている世界のこと

ということになります。 ※知覚:見たり聞いたり感じたり、何らかの感情を持ったり考えたりすること。

様々な知識(能力)や価値観が絡み合い、1人の人間を形成しています。 その人間が知覚しているものが、その人間にとっての「現実」だということです。

そして、知識(能力)や価値観は1人1人異なるので、 「現実」は、人それぞれで異なるものなのです。 日本の人口が1億2千7百万人だとすると、 日本には1億2千7百万通りの「現実」があるということです。

車を運転する人には「車を運転する現実」があり、 英語が喋れる人には「英語を喋る現実」があり、 フォークボールが投げられる人には「フォークボールを投げられる現実」があり、 お金儲けが好きな人には「お金儲け大好きな現実」があり、 家族とのふれ合いが大事な人には「家族とのふれ合いが大事な現実」 があるわけです。

今思いついたものを挙げてみると、私には 「時間を拘束されるのが嫌い」「東京大学文学部卒業」「楽譜が読めない」 「酒が好き」「うどんより蕎麦が好き」 といったような価値観、知識があり、それらが、私の「現実」を形作っています。

あなたの「現実」はどんなもから成り立っているでしょうか? 一度、具体的に書き出してみるといいかもしれません。

2015年追記:これがこのサイトの原稿第1号です。 今改めて読んでみると「だから何だよ」と思ってしまいましたが、 まぁ最初はこんなもんでしょう。

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