最近(2013年当時)仕事ばかりしてサイトを更新する暇がありません。
ですが、このシリーズの続きをはよ書けというメールがジャンジャン来るので、 あまり思い出したくない記憶を掘り起こしてシリーズ再開といたします。
当時の感情をそのまま書くため、上品な私に似つかわしくない汚い言葉が沢山出てくるので、 不快になりたくない人はすぐに「戻る」を押して、ここからは一切読まないでください。
ただ一つ言えることは、そんな肥溜めみたいな環境に身を置き、 便所虫のような人間に囲まれていたのは、 私自身の内面が原因だったということではないでしょうか。
それではいってみましょう。
おだてられて入社したはいいものの、私に待っていたのは 総務の雑用の仕事ばかりでした。 (昔『ショムニ』とかいうドラマがあったけど、あんな感じ)
ドアのガタつきを直したり、現場に蛍光灯を持っていったり、 ゴミを集めて捨てに行ったりと、そんなことばかりしていました。
で、経理で入社したはずなのに、 総務の係長が私の上司となっていました。
この係長が最低の奴で、上司にはペコペコ、部下にはパワハラといった、 簡単に言うと「人間の屑」を絵に描いたような奴だったのです。
要するに、高卒でマネジメントスキルも知識も持ち合わせておらず、 社長(こいつが糞の親玉)のケツを舐めて係長になった人間なのでした。
※こいつのことを係長と呼ぶのもおこがましいし、 何より全国の係長さんに迷惑なので、 以後こいつのことは「ウンコ1号」と呼ぶことにします。
こういう輩はどの会社にもいるでしょうが、私はそれ以上に、 このようなウンコを係長にまでしてしまった、この会社の評価基準、 ひいては価値観を疑ってしまうのでした。
いつもは雑用ばかりやらされていたのですが、月初は経理の仕事もしていました。 で、私の横に一緒に経理をやる同僚がいたのですが、これがまた酷かったのです。
雰囲気が、松本人志の描く「鼻水を垂らしたアホの顔」みたいな感じで、 会社にかかってくる勧誘の電話相手に20分も話し続ける(!)という本当のアホだったのです。
更に、一般常識が恐ろしく欠如しており、 「ブロイラー(鶏)」という言葉を知らない、 アメリカとイギリスの区別もつかない、小学生で習う漢字が読めない等、 コントか漫画にでも出てくるようなシロモノでした。
※以後、こいつのことは「ウンコ2号」とします。 これ以後出てくることはないかもしれませんが。
ウンコ2号が何をしても、ウンコ1号は怒りませんでした。 逆に私が背伸びをしたくらいで、ウンコ1号は「背伸びをするな!」 などと申してくるのです。(ちなみにウンコ1号本人は背伸びをよくしていた)
私の向かいの総務の人も、ウンコ1号によくパワハラを受けていました。
総務の人に反論されると、決まってウンコ1号は「俺は係長だぞ!」と抜かしていました。
「それは係長の仕事をきちんとやっている人間の台詞だろ」と、 総務の人はよく私にこぼしていました。
※係長なんて目じゃない役職を手に入れた今となっては、 ウンコ1号のように「俺は○○だ」などと威張ろうなんて気は起きないし、 きっとウンコ1号は高卒で自信が無く、 係長という肩書きだけが精神の拠り所だったんだろうなぁ、 ウンコ1号もかわいそうな人間だなぁ、ということが実感できます。
このようにして、入社後数週間で早くも 「この会社に入ったのは人生最大の過ちだった」ということに気づいたのでした。
「ニートをやっていたのが人生最大の過ちだろう」という人がいるかもしれませんが、 ニート生活はそれなりに楽しかったのに比べ、こっちの方はちっとも楽しくなかったのです。
更に悪いことは続くもので、 こんなかわいそうな私に追い討ちをかける出来事が、 入社して半年後に起きたのです。
地獄の強制お見合いに続く。
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