前回の記事:実際の買い下がり方法
そろそろラストの当コーナー。
当解説の元ネタになっているのはもちろん、今まで散々書いてきた通り、 立花義正氏の『あなたも株のプロになれる』であります。
本書のオチは、
なわけで、これに「死なない金額で取引をしましょう」を加えると、 相場で死ぬことはまずありません。
ともかく前回の続き。
7269を2,200円で10本所持し、 あとは値が上がるのを待つだけとなったとき、
よくあることなのですが、 そのまま値下がりが止まらずに下がり続け、ついに1,000円を切ってしまった場合、 一体どうすればいいのでしょうか?
一般的な対処法は他ならぬ「損切り」で、 全部売ってしまって損を確定させてサッパリするという手段なのですが、 「120万円の損失を確定するなんて嫌だ!!!」 という人が殆どでしょうし、私だってそうです。
なので、値が戻るまで待ちましょう。
待っていれば、(そこそこマトモな銘柄ならば)値は戻って利益も出ます。
そのためにサイン波を描く銘柄を選んだのだし、 そもそもの話、私は今まで「死なない金額でやりましょう」 「全部失ってもいい金額にしましょう」と再三再四言ってきたではないですか!
株にブチ込んだのは全部失っても生活に支障をきたさない金額なので、 もう全部無くなったと覚悟を決めて、普通に生活してりゃ良いのです。
私みたいに慣れてくると、 含み損が200万円あろうが300万円あろうが、 特に気にならなくなります(それもどうかと思うが…平気なんだから仕方ない)。
※もちろん、私は「全部失っても良い金額&現物オンリー」だから平静でいられる。 これが「空売り」や「信用2階建て」だと多分発狂している。 あと、Wインバも効率が悪いので止めておいた方が良いと思うが、 銘柄選択は人それぞれだから無理強いはしない。
で、ずっと待っていると数年もすれば株価は戻り、 含み損はすっかり消えて含み益が出てきます。
ここで初心者がやってしまうのは、 少し利益が出たからといって欲をかいて売ってしまい、 苦労した割には申し訳程度の金しかゲットできないこと。
かくいう私も喜び&焦りのあまり、変な安値で売ってしまい、 これまでに少なくとも100万円以上の利益を逸してまいりました。
こうはならないために、 やっぱり目標値(7269の場合6,000円)で指値注文を入れておき、 あとは放っておくという手段が一番良いのですが、 そうもいかないのが実際の取引。
なので、「分割売り」、 しかも空売りで分割売りをするというテクニックもあります。
どういうことかというと、たとえば10本持っていて3本売りたいとき、 現物を3本売るのでなく3本空売りする、
つまりポジション「0−10」→「0−7」にするのではなく、 「0−10」→「3−10」にするのであります。
もし値が下がれば「0−10」に戻して3本分の利益をゲットすれば良いし、 上がったとしても値上がりに合わせて「6−10」「9−10」としていき、 最終的に「10−10」で全部精算してしまえば損にはなりません (信用の手数料はかかるけど)。
※「11−10」と売りポジが1本でも多くなるのは厳禁。 ドテンなんて言語道断。
買いは愚直に現物の分割買い一本ですが、 利益が出ているならば、 売りは信用を合わせたテクもありでしょう。
まぁ、そんなテクニックというか小細工を弄さずとも、 私の場合は「さっ、売却しぃ」という天の声が聞こえたら、 未練を残さずに一度に全部売り払っておりますが…
以上、今回のまとめとしては
である!!
書きたいことは大体書きました。
気が向いたらまた何か書くかも。
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