好き勝手に語るプログレッシブロック論 その1

今回からプログレについて好き勝手に語りたいと思います。

なんで突然語ろうと思ったかというと、「六郎や、プログレについての記事を書きなさい」という「天の声」がしたから。 (「天の声」についてはこの記事を読んで頂戴)

プログレというのは「プログレッシブロック」のことで、 今回はそのプログレッシブロックの特徴や代表的なバンドについて書いてまいります。

いつも通りに好き勝手、かつ、今回はコピペブログの如く薄っぺらく書くので、 ファンの人は怒らないでください。

プログレの代表バンド

まず最初に語らなければならないのは、代表的なプログレのバンド、 というか私がちゃんと聞いたことのあるバンドはこちら。

各バンドの詳細はwikiでも読んでください。

世間では「四大プログレバンド」なんて呼ばれていますが、私はその四大バンドしかちゃんと聞いたことない、 CD持っていないのであります。

しかも全アルバム持っているのはキングクリムゾンだけで、 ピンクフロイドは1st.から『The Wall』までを虫食い、YESは3rd.から『リレイヤー』まで、 ELPは1st.から『頭脳改革』までとなっております(「そんな奴がプログレ語るな」という意見は無視する)

プログレ
ダンボールからそれぞれのCDを一枚ずつ出して撮影した。

ちなみに、ジェネシスも加え入れて「五大プログレバンド」とも言われますが、 私的にはジェネシスでマトモに聞けるアルバムは『ナーサリークライム』だけ、 あとは『フォックストロット』の一曲目くらいなので、ジェネシスはカウントしません。

また、キングクリムゾンとYESとELPが混ざった「エイジア」というバンドもあるのですが、 私的には「味噌汁とボルシチとトムヤムクンを混ぜたらゲロになった」というような印象で、 聞くに堪えないのでノーカウントといたします。

まあ四大がどうのエイジアがどうの関係なく、自分が好きなのを聞けば良いと思いますで。

聞きやすさとしては、アルバムにもよるけど

YES>ELP>クリムゾン>ピンクフロイド

の順番だと思っております。ジョジョのエンディングでも流れてたし。

アマプラ会員はYESとピンクフロイドの代表作がタダで聴けるから聞いて頂戴。

※ちなみにジョジョでの登場順はELPとYES(タルカス、ブラフォード)>ピンクフロイド(クレイジーダイヤモンド、エコーズ)>キングクリムゾンのはず。多分。

あとゲーム好きならELPがいいかも。色んなゲーム作曲家がキース・エマーソンの影響受けてるって噂もあるし。

プログレの特徴

そんなプログレッシブロックの特徴なのですが、私の偏見では以下の通り。

一曲が長い

バンドやアルバムにもよりますが8分なんて短い方で、 アナログレコードの片面全て、20分超で1曲というのがプログレ。

YESはその傾向が強く、『危機』『リレイヤー』は全3曲、 『海洋地形学の物語』なんて20分超の曲が4曲でレコード2枚組なんていう有様です。

でも長い曲は基本名曲揃いなので、長さを感じることはほぼありません。

それよりもクリムゾンキングの宮殿前のほぼ無音状態の方が長く感じますわ。

歌詞が意味不明

よくある「愛してる、才メコしたい」というような下らない歌詞ではなく、 何だかよく分からない歌詞がプログレには多い。

「歌詞の意味を理解してこそ価値がある」なんて偏屈な意見もプログレ界隈では見受けられますが、 私は「歌詞なんてどうでもいいじゃん」というスタンスで、 プログレの前身であるサイケデリックロックの雄、ルーリードもそう言っておりました。

※ルーリードから直接聞いたのではなく、 ニート時代に中島らもの本に書いてあるのを読んだというだけだが。

まあ概して歌の部分より曲部分の方が長いし、 キングクリムゾンのようにインスト曲の方が名曲揃いということもあるので、 やっぱ歌詞は必要ないと思ったりもします。

メンバーの出入が激しい

これはELP以外に当てはまることで、 頻繁にメンバー交代するのがプログレの特徴であります。 (ということは、イングヴェイ・マルムスティーンもプログレである可能性が微レ存…?)

なので、ELP以外は、ビートルズやクィーンやツェペリンのように、 いちいちギターが誰だベースが誰だと覚えなくて良いと思います。面倒だし。

どうしてもというなら、キングクリムゾンはロバート・フリップ、 YESはスティーヴ・ハウ、ピンクフロイドはシド・バレット覚えとけばOK!多分。

傑作と駄作の落差がすごい

これはプログレに限ったことでなく、真っ先に思い浮かぶのはThe Whoなのだけど。

加えて、泥酔したりキメて聞いたら名曲だと感じていたけど、シラフで聞いたらそうでもなかった、 というのもあります。特にピンクフロイドの『ウマグマ』2枚目と『ザ・ウォール』の2枚目前半。

いきなり話は逸れますが、私なぞは『アビーロード』の良さが何十年経っても全く分からず、 特に2曲目が嫌いで、何でこれがジョージの代表曲なのか、 ジョージといえば「It's all too much」か「The inner light」だろうと思ってしまいますので、 何が駄作で何が傑作なのかは人それぞれでしょう。

※ちなみに『プリーズプリーズミー』から『ラバーソウル』までのアルバムについても、 『フォーセール』を除いて好きじゃないので聴かない。 こう考えると『フォーセール』『リボルバー』『サージェントペパーズ』『マジカルミステリーツアー』『イエローサブマリン』 『ホワイトアルバム』『レットイットビー』『パストマスターズ2』の8枚で済んで経済的やね(ニッコリ)

まあ本や映画などの他のメディアと同じく、 全アルバムが好きというバンドはいないし、いなくてかまわないでしょう。 全作品が好きというのも何だか気味が悪いし。

そんなわけで、思いつくまま書いていたら本当に適当な内容になったけど、 次回からは、四大プログレバンドの中でどのバンドが素晴らしいかという、 何とも荒れそうなネタについて書いてまいります。

次回に続く。

次回の記事:好き勝手に語るプログレ論 その2

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