前回の記事:飯田で人形劇三国志の人形観る
今回から、中山道の中間地点がある木曽について書いてまいります。
木曽の何が楽しいかというと、そばが美味しかったり昔の町並が残っていたりと、 そんなところです。
自然も綺麗なのですが、国道19号(木曽路)は渓谷の底みたいに なっているので、あまり眺めはよくありません。
中央アルプスや御嶽山は、天気が良ければ見えます。
それではいってみましょう。
塩尻から南に下っていくと、まずあるのが本山宿。 特に見どころは無いのですが、そば切り発祥の地です。
今まで団子状にしていて食べてた蕎麦を、初めて麺にしたのが本山宿というわけです。 そばは美味しいですし、おまけでトマトの天ぷらをもらいました。 トマトの天ぷらといっても、実ではなく葉っぱの方です。
山梨の瑞垣山周辺の蕎麦屋でもそうだったのですが、 田舎の蕎麦屋はおばちゃんたちが趣味で作っているものをオマケでもらえたりします。
古い町並が残っている宿場町の一つ。 ぶっちゃけ古い町並が見たいなら、奈良井宿だけで充分だと私は思います。 (馬籠や妻籠は人が多くて風情が無い!)
徘徊するだけで歴史を感じることのできる、良い町並です。
伊那から権兵衛トンネルを抜けて木曽に行った場合、 一番近くにあるのが宮ノ越宿。
木曽義仲が育った場所であり、巴御前の生まれ故郷で、 博物館みたいな「義仲館」と菩提寺があります。 (ちなみに木曽義仲の実際の?墓があるのは、討ち取られた大津市。 木曽義仲の墓の横には松尾芭蕉の墓もあるそうで、京都に住んでいたときに見に行けばよかった)
本当にのどかな集落で、よくこんなところから福井を経由して 京都まで行ったもんだと驚いてしまうのですが、 宮ノ越で一番驚いたのは、こんな静かな場所にも小学校があり、 下校中の小学生たちが皆ヘルメットをかぶっているところ。
鹿児島市の小学生じゃあるまいし、何が降ってくるというのか今でも疑問に思っております。 誰か知っている人がいたら教えてください。
最後に、木曽や松本周辺では、木曽義仲は乱暴者ではなく、 心優しくて力持ちな英雄扱いされているので、 『火の鳥乱世編』に出てくるような義仲のイメージを抱いたり、 現地でめったなことを口に出さないようにしましょう。
写真の整理に手間取っているので、長野編8木曽福島と開田高原に続く。
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