イントロ:解説『引き寄せの法則 お金と健康』エイブラハム銀本

前回の記事:解説まとめ『ヒーリング・バックペイン』ストレスと脳が痛みを引き起こす

銀本に記載されている、実際にやること

いよいよ銀本本編について書いてまいりますが、 結論から申し上げると、この本の中で実際にやることは...

異なるストーリーを語るために

  1. 転換のプロセスをやる
  2. 肯定的側面の本を書く

の2つだけです。

1は、「私の気分が悪いのは、あることについて望まないことを 考えているからだ。では逆に、望むことは一体なんだろう」 みたいな感じで、望まないことから望むことへと意識をシフトすること、

2は自分が関心を持っていることについて、(例えそれがクソみたいなものでも) 良い部分だけを書き出してみましょうというものです。

やることはたったこれだけなのですが、 何でこの本が400ページ近くもあるのかというと、

この本に限ったことではないのですが、 今までの古い考え方や思考パターンを打ち破るには、 今までと違った考え方をインプットしなきゃいけないから。

ちょうど『マトリクス』で、ネオがエージェントと戦うために、 武術や武器の使い方などをインプットしていったのと同じです。

なので、もしあなたの今までの人生の状態が到底満足いくものでないならば、 それは今までの思考パターンのせいなので、新しい思考パターンに変えていきましょう。

ただこの類の本は、読む度に自分の目に留まる箇所が変化するので 1度きりで読むのを止めず、何度も読んだほうが良いです。

よくお褒めの言葉をいただく『ニューアース』のまとめ記事も、 あれは2年前に書いたもので、今書くと3〜4割は違ったものになると思います。 (実際、2015年Ver.を書いたらそうなった)

それはともかく、まずはイントロ。

銀本イントロ

まずイントロには銀本の概要が書かれています。

一貫して書かれているのは、 「嫌なこと、腹の立つこと、望まないことに目を向けるのでなく、 望むこと、実現して欲しいことに目を向けましょう」 ということです。

こういう風に書くと簡単ですが、実際やろうとすると 「はいそうですか、望むことを考えりゃいいんですか。あ^〜良い気分になりましたでござる」 で済むような簡単なことではありません。

なぜなら今までに、幼い頃から蓄積されてきた考え方の習慣、 思考パターンがあなたの中にこびりついているからであり、 新しい思考パターンを構築するよりも、 習慣的な考え方を惰性で繰り返す方が何千倍も楽だからです。

かくいう私も3年近くやっていますが、 いまだに頭にきて我を忘れることが度々あったり 「あいつくたばればいいのに」とか「クソッタレ」とか 「こんな人生アホらしい」なんて思うこと度々あります。

※ただ、そんな体たらくでも3年前より年収は4倍以上になったし、 視力は回復するは安眠できるようになるはで、 この3年間を振り返ってみたら 望むことが色々と実現しているのが分かります。 もし自分の思考パターンをもっと変えられていたら、さらに凄いことに なっていたのでしょうが、それは言わないことにします。

「引き寄せとかに努力は必要ない」とよく言いますが、 それは行動や物理的な努力で、精神的な努力、つまり 思考パターンや外部に対する反応パターンを変える努力は、 かな〜り必要というのが、3年経った現在の個人的感想です。

なので、例えばニートの人で脱出したい人がいるなら、 いきなりハロワに行ったりネットで職を探すのではなく (これらは「行動の努力」で、大抵は徒労に終わる)、

「俺は社会の犠牲者だ」「両親が憎い」というような思考を、

「働かなくても生きていける良い社会だなあ」 「いざとなればナマポがある」 「両親は住居と食事を用意してくれている」 (「だから感謝します」とまでは考えなくてOK。 嘘をついたり無理に自分を納得させる必要はない!)

といった、今よりマシな思考パターンに変化させていけば、 理由は知りませんが半自動的にニート脱出できるわけです。

そのためには、 自分の望むこと、今より少しでもマシな気分になれること、 自分がどうなりたいのか、今の人生の状況でマシだと思うことなどを 繰り返し繰り返し考えなければならないのです (そこまで根詰めてやる必要はないけど)。

これが「精神的努力」というやつで、繰り返し考え続けていると、 惰性の思考パターン:新しい思考パターン=100:0が 99:1になり、80:20くらいになると、状況がかなり変化したのが実感できるようになります。

この「新しい思考パターンを身に付ける」ことを本書では 「新しいストーリーを語る」という言葉で表現されております。

まぁこんな感じで適当に解説しましたが、 次回からお金について書いてまいります。

欠乏の場所に救いはないに続く。

生きる上で大変ためになる記事一例

引き寄せに関する大変素晴らしい記事一例

...