成功人間になるための「SUCCESS」

前回の記事:幸せとは思い込み

今回は8章について。

前々回と前回の6章7章まで読んでいれば、あとはオマケみたいなものなので、 適当に読んでいってください。

ぶっちゃけ面倒になってきたので、この解説も適当に解説してまいります。

成功人間になるための「SUCCESS」

8章では成功人間に変わるための7項目、それぞれの頭文字をとって「SUCCESS」について 書かれているので、それについて書いてまいります。

Sence of Direction

まずこれ。自転車が走るのを止めるとバランスを崩すように、 人間も目標を失うとバランスを崩すので、 常に目標を持とうという、何か学校や職場で聞くような話。

ここで私が言いたいのは、別に勉強や仕事のことでなくてもかまわない、 車が欲しいとか姉ちゃんと突き合いたいとか、 そんな俗物的な目標でも持てば良いということです。

なので年収1000万円とか総資産6億円とか、かつての私のようにブラック企業脱出とか、 目標を決めれば、そのうちのいくつかは実現してビックリしちゃうことでしょう。

Understanding

2つ目はこれ。P.111には、 人は「起きたこと」ではなく「心でイメージしたこと」に反応する、 と書いてありますが、これは人間は「本当の状況だと思い込んでいること」に反応するということ。

たとえば、「金が無くなったら生きていけない」「不細工だったら生きていけない」 「アタマが悪いと生きていけない」なんてその最もたるもので、 別に金がなくてもブサイクでもアホでも客観的に見れば充分生きていけるのですが、 自分でそう思い込んじゃっているからその通りになってしまうということです。

なので、起きたことをどう受け止めるかが重要になるわけで、 悪いことでも適当に受け止めてりゃ適当に過ぎ去っていくというものです。

Courage

3つ目はこれ。「ビビるわぁ!」という状況下でも、ビビったなりに適当にやりましょう、 仮に失敗しても、次章にある「FAILURE」を参考に自身にフィードバックすれば、 失敗から学び、失敗が失敗でなくなるわけです。

Carity

4つ目はこれ。 「もし赦せない人がいるなら赦してあげなさい。そうすれば天の父もあなたを赦すだろう」 と聖書も書いてあるし、他人を非難することを止めれば、 罪の意識を克服することができるということです。

詳しくは書きませんが、あれをしろこれはするなと他人を縛る人間は、 最後は自分を縛リ付けることになるので、 何でも適当が良いです。

Esteem

5つ目はこれ。自尊心というやつです。

他人の悪口を言って自分の正当性を主張したり、ブランド物を身に付けても自尊心は高まらず、 虚栄心だけが膨れ上がります。

自尊心を高めるためには、4つ目と重複しますが、まずは他人の良い所を見つけよということ。 他人の良い所を見つければ、最後は自分自身の良い所を見つけられるってもんです。

Self Confidence

6つ目はこれ。自信を付けるためには、これまで書かれているように、 成功体験を身体に刻みつけ、失敗は忘れましょう(失敗は自動的に忘れていくのは、以前書いた通り)。

Self Acceptance

7つ目はこれ。 キアヌ・リーブス主演『リトルブッダ』のエンドクレジット時に流れる曲名が ”Acceptance”なのを思い出しました。

単にAcceptanceで良いのに、 なんでわざわざSelfを付けるんでしょうか。 SUCCESAになってしまうから仕方なくでしょうか。

それはともかく、現実を受容するためのコツというは、 本書に書かれている通り「自分」と「自分の行動」を分けて考えること。

例えば、何か失敗した時、間違った時、間違ったのはあくまで自分の行動で、 「自分自身が間違っているわけではない」と考えられるかということです。

全てを受容できればそれこそブッダになれますが、そこまでやらなくて良いし、 まずは身の回りのことからやってみてください。

表面上サラッと

というわけで、7項について書いてみましたが、 こういうのはサラッと表面をなぞる感じでやれば良いです。

私なぞは、思想系の研究室をを出たおかげで色々考えるようになっていて、 半ば趣味の一環で潜在意識だ宇宙エネルギーだ何だとやっていますが、 社会上で成功したいなら、あまり深く考えずこの程度でよろしい、ということです。

失敗する原因の「FAILURE」に続く。

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