第6週「注意力を養う」

前回の記事:第5週「心の家の作り方」

今回は第6週で「注意力を養う」というもの。

「注意力」の具体的な養い方は24のエクササイズに書いてあるので、 やりたい人はやって下さい。と言いたいところですが、「10分」の根拠が分からんので3分くらいでもええと思うで。

もう何度も書いているけど、どの章も言い方を変えているだけで中身は同じなので、 毎週毎週まるで時代劇でも見ているかのような錯覚に囚われるのですが、 各章の要点を抜き出して書いてまいります。

「回路」「メカニズム」とは何か

とは言うものの、この6週目は特に要点がないのですが、何か書かなきゃいけないので、 まずは本書に頻繁に出てくる「回路」や「メカニズム」について言及します。

この「回路」や「メカニズム」というのは早い話、 現代でいうところの「脳内プログラム」なのでしょうが、 本書の通信教育が始まったのが1912年であり、 まだソフト関係はポピュラーでなかったから「回路」「メカニズム」というハード表現になったのだろうと推測しております。

※まぁ現代でも「思考回路」「思考メカニズム」というし、「回路」「メカニズム」の方が分かりやすいかも。 しかし1912年って孫文が中華民国を設立したりタイタニックが沈んだりユニバーサルピクチャーズができた年やで。 そんな時代にこんな事書いてたら物議を醸しそう。実際発禁処分になったんだけど。

ともかく、身体を流れるエネルギー(思考エネルギー)自体は、自分がどんな感情であれ常に同じ、 エネルギー自体に良いも悪いもないので、 そのエネルギーが流れる回路やメカニズム(つまり思考パターン)を変えましょうというのが 「回路」「メカニズム」という表現が出てくる際の主張で、

回路やメカニズムを変えるためには「今までと異なるパターンを何度も繰り返す」 というのは散々書いてきた通りであります。

自分が信じたものが「真実」

お次は冒頭でも書いた「10分集中しよう」について。

本章の後半あたりには「集中力こそ全て!なので集中力を鍛えよう!!」 「10分間集中することを勧める」 みたいなことが書いてありますが、懸命な読者の方ならもちろんお分かりでしょうが、 こんなのを本気にする必要はありません。

むしろ重要なのは、9週目の18あたりから出てくるケースのように、他人に無理だと言われても 「自分がこうだと思ったからこうだ!」と信じ切る力の方でございます (でなきゃ、9週目18のケースも病気が治らなかっただろう)。

なので、試しに10分やってみるのもいいけど、 別にエイブラハム赤本とかに書いてあったように17秒でもいいんじゃないの、 どちらも客観的(科学的)証拠はないんだし、などと思ってしまいます。

まぁ病気、人から言われた事、不愉快な環境、不安事etc.について集中できている名人は沢山いるだろうから、 それを考えたら10分くらい集中することなんてワケないんじゃないかと思います。

※ちなみに「真実」というのは、あくまで「相対的な真実」だということ。

今回はここまで。

次回、第7週「イメージの威力」に続く。

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