前回の記事:第6週「注意力を養う」
今回は第7週で「イメージの威力」について。
本書を読みながらメモをとっているのですが、 この辺からメモ書きが雑になっています。
まあ毎回中身が同じだと飽きるからね、しょうがないね。
今回も要点を書いてまいります。
まずたまげるのは10でニコラ・テスラの名前が出てくること。
本書出版時1912年のテスラは56歳で、発明はあらかたやり尽くした状態だし、 マークトゥエインとも交流があったくらいだから、既に有名人だったのでしょう。
それはともかく、本章前半部分に
6:結果を明確に思い描く。 最初はボンヤリした全体像だろうが、徐々に形を成し、外観ができあがり細部が埋められていくであろう。
13:鮮明さや正確さは心の中で繰り返しイメージすることによってのみ獲得される。そして、 イメージの鮮明さと正確さに比例して、それが鮮明かつ性格に外側にあらわれてくる。
18:まず心にイメージを抱く。そのイメージを鮮明にする。そして心の中に保ち続けると、方法や手段があらわれてくる。 本心から出た願望、確信に満ちた期待、確固たる要求の3つが揃えば何でも達成できる。
などと書かれている通り、イメージするにせよしないにせよ、 やっぱり必要なのは繰り返しだということです。
また、
19:人間が、自分では想像もつかない超越的な能力を内に秘めているのは素晴らしいこと。 そして、私たちが常に強さやパワー「内側」ではなく「外側」に探すよう教えられてきたのは不思議なことである。
20:自分の内なるパワーを理解し、実現しようとマジメに努力しても、実現できない人がたくさんいる。 殆どの場合、彼らは金、権力、健康、富など外的なものを求めるが、 それらは結果であり、原因が分からないと手に入らないことに気付けていない。
21:外側の世界に囚われない人たちは、もっぱら真理を確かめようとする。 知恵だけを探し求め、その知恵があらゆるパワーの源を明らかにすることを発見する。
23:負債を負って負債のことばかり考えている人間がいるとすると、思考は原因なので、 彼は負債にこだわり続けるだけでなく、実際により多くの負債を負うことになる。
の辺りは、まあそうかな、そうかもと思えます。
ちなみに、脳細胞の数は500万ではなく860億くらいで、 身体全体は37兆の細胞から成っていると言われております。 500万の根拠はどこから出てきたのだろう?
ただ、「外側の世界に囚われず内側に集中せよ」「イメージ!イメージ!」なんて言われても、 そう簡単に理想の自分をイメージできる人はいないでしょう。
なので、「理想の自分」やら「理想の生活」やら「巨万の富」やらは置いといて、 まずは日常の簡単なことからイメージングしてみてはいかが。
たとえば、現在の私ならこの記事を書き上げることをイメージングしてるのですが、 皿洗いとか掃除とかそういうことをキチッと仕上げることができたイメージを、 皿洗いや掃除をやる前からイメージすればいいんじゃないでしょうか。
基礎的なことを繰り返していたら東大レベルの問題が解けるようになる受験勉強と同じで、 いきなり「巨万の富」云々から始めるのでなく、まずは日常の基礎的なことを繰り返していれば、 そのうち何とかなるでしょう。 (ならなくとも、惰性で生きるよりは何倍もマシだろう。 何をもって「マシ」とするかは不明だが)
以上、これじゃあエイブラハム赤本の「節目ごとの意図確認」みたいだなと思いつつ、 今回はここまで。
次回、第8週「想像力を養う」に続く。
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