前回の記事:『ザ・マスターキー』第6章
今回は7章。
この章も相変わらず好き勝手書いておりますが、 後半であの「万能の法則」についてのプロトタイプみたいなことを書いていたのにはたまげました。
※「万能の法則」についてはこのnote記事
こんなこと言ったら元も子もないけど、 結局のところ、この世の事象は我々が錯覚している「我々」ではどうにもならない、 というのが結論ではないでしょうかこの手の話は。
お次は第7章、イメージの威力について。
本書の2で書かれている通りで「イメージに限界は無い」のですが、 じゃあイメージすれば誰でも上手くいくのかというとそうでもなく、 引き寄せとかにハマっている人の大部分が上手くいっておりません。
何でかというと、イメージを邪魔する悪いもの達がいて、 その悪いもの達というのは、あなたの身近にいる気に入らない人間ではなく、 両親でもなく、ましてや社会のシステムでもなく、
他ならぬあなた自身、過去に囚われているあなた自身なのです。
例えば「年収1000万円になりたい」とか「モテモテになりたい」なんてイメージしても、 今までの人生で経験したこともない、前例の無いことなので、 「そんなの無理に決まってるだろ。お前の人生で今までそんなことあったのかよ」 なんて声がしてしまい、イメージが邪魔されてしまうのです。
そしてそれが外部に顕れ、その通りになってしまうというオチです。
我々は瞬間瞬間再生しているのですが、過去を引きずってしまうために、 どうしても過去と同じような感じで人生を送ってしまうのです。 (20にも「金、権力、健康は、外的なものであり結果である」なんて書かれていて、 原因が分かればゲットできるということ)
対策としては、ニューアースじゃないけど「今しかない」と自分に言い聞かせること。 (実際、人生は「今」しかない)
しかも1回2回じゃなくて、何千回何万回と言い聞かせること、 これをやっていくしかないと私は思いますが、その辺は人それぞれやってください。
※まあ何千何万回と言い聞かせたところで、「良いこと」が起きるとは限らないし、 喜怒哀楽の感情が出るときは出るし、「良いこと」「幸せ」になっても死ぬときゎ死ぬんだよ。
お次は26ですが、「大いなる力(潜在意識、宇宙意識)を信頼していない人は、 種を蒔いたばかりなのに15分毎に土を掘り返して確認する子供と同じ」 みたいなことが書かれています。
これも結果を出せない引き寄せ信者()にありがちなことで、
望むことをイメージする→すぐに現状が変わらないかチラチラ確認する→ 変わっていないのでガッカリする、
というパターンをずっと繰り返しているのです。
そもそも自分の考えが及ばないものが潜在意識とか宇宙意識と呼ばれているものであり、 文字通り「自分の考えが及ばない」レベルの思考が現実となるので、チラチラ確認しても 全くの無意味なのですが、その辺分かっていないようです。
チラチラ確認するくらいなら「何が起きても宇宙意識が起こしたものなんだ!」と 覚悟を決めたり、
「全部宇宙意識に丸投げしよう」と宇宙意識に全てを任せる方が、 よっぽど良い結果となるのですが、これも人それぞれかもしれません。
※この「宇宙意識」とかいう言葉も「神」や「無限の力」とかと同様、胡散臭い言葉やで。 「無限の力」なんて言葉にしたら無限じゃなくなってしまうもんなあ。
次回は8章。
次回の記事:『ザ・マスターキー』第8章
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