私は生まれてこの方、 大怪我はおろか骨折や捻挫すらしたことありません。 (車にはねられて吹っ飛んだ時や車で自爆して全損させた時もピンピンしていた)
なので痛い目に遭ったといえば、 カッターナイフで指を切ったとか注射針を刺されたとか、 その程度のことしかありませんでした。
今回はそんな私が、足を捻って悶絶したお話。
経験した本人としては壮絶そのものだったのですが、 こうやって文字に起こして読み返してみると、あまり大したことないし、 何より面白味に欠けるというのが正直な感想です。
事の経緯を簡単に書くと、以下の通り。
このような感じで、病院に行くチャンスをことごとくスルーしていたら、 歩けないほどの激痛になり、悶絶する羽目になったのでした。
切り傷のような鋭い痛みでなく、こんな身体全体に響く痛みなんて経験するのは初めてで、 金曜あたりは「痛みから意識を逸らす」とかやっていて何とかなっていたのですが、 痛みが大きく頻繁になってくると耐えきれなくなりました。
自分でもビックリしたのが、こういう痛みを受け続けていると段々と精神がイカレてきて、 日曜の夜にもなると「こんな人生に意味があるのだろうか」「死んだほうが楽なんじゃないか」 という心境になり、自殺サイトめぐりをしていたことです。
そして月曜日、痛みに我慢できず希死念慮まで出てきたので 最早なりふり構ってられず、会社を休み、文字通り足を引きずりながら、 アパートから500m離れた整形外科に行きました。
リハビリ施設が併設されている診療所みたいな所で、いるのはジジババばかりで、 「とうとう俺もヤキが回ったか。一体この先どうなるんだろう」などと思っていたら名前を呼ばれました。
熱を測った後診察台に寝かされて、足を曲げたり押さえられたりしたのですが、 痛いところを押さえられた瞬間、
「デヤーッ!!」「ウワーッ!!」と、 ウルトラセブンみたいな叫び声を上げてしまったではありませんか。 診察室内はおろか、外にも響き渡るような大声で。
数日前まではケツピン8話の「モロコシ・ダン」の箇所で大笑いしていたのに、 まさか自分が同じような声を上げる羽目になるなんて…
何ということでしょうか。 これが本当の「引き寄せの法則」というやつでしょうか。
それはともかく、その後腰からケツにかけてのレントゲン写真を生まれて初めて撮り、 医者が下した診断は以下の通り。
注射は痛くて嫌いで、毎年の健康診断がある度に気が滅入っていたのですが、 世の中には注射より痛いものがあると思い知ったので、最早痛いとも感じませんでした。
そして医者が処方してくれた湿布薬を貼っていたところ、 あれよあれよという間に痛みが引いていったのでした。
最初から薬局行って湿布薬買えばよかったとも思ったけど、 半ば負け惜しみで言うと、良い経験になりました。
※後で分かったけど、処方されてよく効いた湿布薬は市販されていないものだった。
包丁で指を切って血塗れの巻に続く。
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