六郎の旅日記長野編9 佐久の鯉料理とヒカリゴケ

前回の記事:長野編8 木曽福島のくるまや蕎麦と開田高原

木曽の次は佐久です。

佐久なんて場所、知らない人が多いでしょうが、 「軽井沢の西隣」といえば分かりやすいのではないでしょうか。

地元では「佐久平」などと呼ばれていますが、 実のところただの盆地で、分不相応に新幹線の駅があります。 (何でこんなところに新幹線があるのでしょうか)

※駅周辺と浅間山の写真があるはずなのですが、失くした

ちなみに山梨からは高速が通っていないので、 141号を野辺山高原を経由して行かなければいけませんでした。 まぁそんな感じで、今回は佐久についてです。

佐久の鯉料理はおいしい

私がまず佐久に行った理由は、魚に飢えていたからであります。

上越か静岡に行けばよい話だったのですが、 何故か「佐久=鯉料理」というイメージがあって、 佐久に行けば鯉料理が食べられるんだと思い田舎道のドライブがてら、 佐久に行ってしまいました。

途中「子ども未来館」という科学をコンセプトとした施設に立ち寄りました。

何でそんなところに行ったのかというと、 地元で「税金の無駄遣い!」という議論が沸き起こっていたから。

そんな議論が起こる施設なので、さぞかし大層な施設なんだろうと思い、 私的には東京の国立科学博物館みたいなのを想像していたのですが、 実際に行ったらただの公民館みたいなのでした…

衝撃が凄くて入場しませんでしたし、外見を写真に撮ることすら忘れていました。

で、肝心の鯉料理はというと、 「鯉こく」という鯉の味噌汁みたいなのは美味しかったです。

刺身が一番かなと思っていたので意外でした。 そういえば、この辺は味噌の本場でもあります。

刺身は普通だと思ったのですが、その後他の場所で 鯉の刺身を食べたら臭くて食べられなかったので、 やっぱり佐久の鯉はナンバーワン!ということなのでしょう。

鼻顔稲荷

「はなづらいなり」と読むそうです。 伏見稲荷で願掛けしたら東大に受かった私としてはお稲荷さんとは縁があるので行きました。 こんな感じで崖に沿って建っています。

佐久の鼻顔稲荷

床が板張りで、けっこう古くなっていて歩くと軋みます。

お守りがナイスデザインだったので、つい買ってしまいました。 多分長野で3番目にナイスデザインではないでしょうか。 (1位諏訪大社、2位戸隠神社、3位ここ&深志神社)

鼻顔稲荷のお守り
左が鼻顔稲荷、右が深志神社。深志神社のお守りの中には金箔が入ってる。

ヒカリゴケ

最後に天然記念物のひかりごけ。

佐久のヒカリゴケ

観光地化されておらず住宅街の中にあるので、 30分以上迷ってようやく辿りついたのですが、 実際に見ると本当に光っているので感動します。

佐久のヒカリゴケ内部
何か知らんけど自然発光している

まぁ、それだけといえばそれだけなのですが…

以上、手短に書いてまいりましたが、次回は西側の上田市について書いてまいります。 東側の軽井沢は人が多いので行ったことありません。

長野編10 上田城と蕎麦まみれに続く。

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