六郎の旅日記長野編10 上田城と刀屋で蕎麦まみれ

前回の記事:長野編9佐久の鯉料理とヒカリゴケ

佐久から東へ行くと上田市があります。

真田一族の出身地という以外、あまり見どころのない場所ですが、 「東大六郎」というふざけたペンネームが生まれた土地であります。

ちなみにこの辺にはあの有名な相撲取り、 雷電の出身地があり、近所の道の駅には雷電の像と 雷電の手形と、雷電資料館を見学した高見山と高見盛のサインがあります。

※諏訪大社の本宮にも雷電像がある。

雷電為衛門像
雷電の身長・体重は把瑠都と大体同じくらいだったそう

寂しい中心街

諏訪も上越高田も大津も甲府も、地方都市は皆同じですが、駅前の商店街は寂れています。

上田のアーケード
休日の午後の様子

初めて私が行った時、上田城の裏側にショッピングモール(確かアリオ)が 丁度オープンしていて、大変な賑わいになっていました。

しかも、車に乗ったあんちゃんから 「すみません、アリオに行くにはどう行けばいいんですか?」 などと道を聞かれました。こっちは初めて来たのに知らんちゅうねん。

上田城

その上田城ですが、ちょっとした公園と神社になっております。 この辺は躑躅ヶ崎館や春日山城と同じです。

上田城
真田神社

ただ、私がたまげてしまったのは、 「真田神社は*モ絵馬だらけ」だという、舌筆に尽くしがたい現実なのでした。

躑躅ヶ崎でも春日山でもホ*絵馬なんて無かったのにどうして...

真田一族が住んでいた城はどんなのだったのか、 純粋な興味をもって141号線を通ってはるばるやって来たのに...

何でわざわざ*モ絵を見せつけられなければならないのか、 上田はホ*の聖地だったのか、ホ*で町おこしなのかと、暗澹たる気分になりました。

まぁ諏訪大社も似たようなものだけど…でも諏訪大社に*モ絵馬はありません!!!

刀屋で蕎麦まみれになろうや

ホ*絵を見せつけられた私にさらに追い討ちをかけたのが「刀屋」という蕎麦屋です。

上田の刀屋

上田では有名な店らしいので行ってみたら大盛りの店でありました。

刀屋の蕎麦
ピンボケ。向かいの地元に住んでいるオッサンは、量を控えめにしていた

有名店だけあって最初はまぁ美味しかったのですが、 食べ続けていると段々気持ちが悪くなり、最後は罰ゲームか何かになってしまいました。

ホ*に傷つけられた純真な心に、あの「ぼんち食堂」のトラウマが蘇って、 完食後気分が悪くなり、その後の予定を全てキャンセルし、 朦朧とする意識のまま運転をして帰りました。

結局、初めての上田訪問で行った場所は、 上田城と刀屋だけという惨憺たる有様となったのでした。

上田再び

酷い目に遭った数週間後、何か悔しいので再び上田を訪問したのでした。

2度目は*モに惑わされることなく、上田の各名所を訪問し(ホ*だけに)、 上田観光を堪能できたのでした。

真田氏本城跡
山の上にある真田氏本城跡
上田の街並み
居城跡より眺める上田市
上田の柳町通
『犬神家』とかの映画やドラマで使われる柳町通り。脇から*モが飛び出してくる
生島足島神社
生島足島神社。日本の中央らしい
上田の宣教師館
『マリア様がみている』の実写映画(実写映画!?)で使われた旧宣教師館。 *モの次は○ズとはたまげたなぁ

恐怖の142号線

上田をエンジョイして、いざ帰ろうとなったのですが、 ついでに諏訪に寄りたかったので、142号線を通って帰ることにしたのです。

杖突峠や八ヶ岳で山道は慣れていたので、有料道の料金をケチって 一般道を通ったのですが、これがとんでもない山道でした。 まぁそれでも上りはよかったのですが、下りが怖杉。

エンブレ無しでは絶対に下れません。 死にたい人は是非ともエンブレをかけずに下り続け、 脇の避難所に突っ込んでみてください。

白土三平

こんな感じの上田訪問だったわけですが、真面目な話をすると、 私的には真田一族なんてどちらでもよく「上田=白土三平」だったのです。

そのため上田に行けば「白土三平資料館」みたいなものくらいはあるだろうと思い込んでおりました。

ところがいざ上田へ行ってみると、 白土三平のシの字もなく、カムイ伝のカの字もありませんでした。

氏や氏の作品は知らずとも、「イヅナ落し」「霞切り」くらいなら 最近の若い子でも知っていると思うし、そもそも真田十勇士なんて忍者軍団みたいなもんだから、 上田市はホ*やレズにうつつを抜かすくらいなら、 白土三平で町おこしをした方が良いと思います!!!

そんなわけで、次回は長野最大の都市、松本について書きます。

次回に続く>>

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