快癒力をつかむための4つの発想 解説まとめ『快癒力2』その4

前回の記事:解説『サバイバルモードから抜け出す方法』その2

前回まで『サバイバルモードから抜け出す方法』について書きましたが、 再び『快癒力2』に戻ってきました。

今回は3章の「4つの発想」の1と2について書いてまいります。

ちなみに「4つの発想」とは、

  1. 望んだものはすでに手に入れている
  2. 人間は、寿命がこないと死なない
  3. 私の体は私のものではない
  4. 私は私にしかなれない

のことです。

1.望んだものはすでに手に入れている

まずはこれ。

引き寄せ系によくある話で、『シークレット』の最初にも出てきた話。

本書にも同じような内容、つまり、 「今のあなたの状態や状況は、全て自分が望んだこと」 「病気になったり病気が治らないのも同様で、思っていたからそうなった」 なんて書かれています。

私も当サイト開設時に「すべては自己責任」なんていう記事を書きましたが、 当時は赤本とかをよく理解しないまま読んで書いた記事なので、 単に聞きかじった内容を書いただけの、大変お粗末なものとなっております。

それはともかく、こういう概念というのは、

「そうか、自分に起きたことは全て自分が望んだことだから、全部俺が悪いのか!何てことだ!!」 「何でだよ!俺が望むわけないだろ!冗談じゃない!!」 と、自分を責めたり反発したりするものではなく、

「そうか、自分に起きたことは全て自分が望んだことなら、 これからは全部自分の望む通りにできるなあ」 と、気分を転換させるためのものだということが、今では分かります。

事実、本書にも

「病気を治すために、何としても意識を変えよう!!!1」と気張るのではなく、 「自分はこんなに上手に病気を実現している。 それなら、実は健康を実現するのも、とても簡単なことだ」 と気楽に思いましょう

などと書かれているので、引き寄せ初心者やら引き寄せの効果が出ない人は、 この辺勘違いしないようにしましょう。

2.人間は、寿命がこないと死なない

次はこれ。

「寿命がきたら死ぬのは当たり前じゃないか」と思うかもしれませんが、 ちゃんと自覚できている人は少なく、私も本書を読んでなるほどと思ったもの。

これはつまり、

「どんなに不摂生をしても、大病を患っていても、死ぬときがこないと絶対に死なない」 「いくら食事や健康に注意したり身体を鍛えても、死ぬときがきたらアッサリ死ぬ」

ということで、人間ごときは天命、宇宙、神には逆らえない、 いくらもがいても「全くの無駄」だということです。

丁度、以前に紹介記事を書いた『死ぬな』の著者が、重度の障害を持って生まれ、 4つのガンと白血病になっても60過ぎまで生きていらっしゃるのが良い例で、

膀胱摘出後も人工膀胱ぶら下げてインドの安宿に泊まられたとありましたが、 これをそこそこ健康な私が猿真似をして同じことやったら強盗や感染症にあって死んじゃった、 もしそうなるならば、単に私の寿命がそこまでだったという話でございます。

要するに人の生き死にを決めるのは、身体の丈夫さではなく、病歴でもなく、頭の良し悪しでもなく、 精神の気高さでもなく、ましてや食事内容や生活習慣でもなく、寿命!この一言に尽きるわけであり、

それならば「死ぬのが恐い〜」とか「寿命を延ばす方法を考えないと」とかやるのではなく、

たとえ不健康だと言われていることでも「今やりたいこと」「好きなこと」をやるとか、 「あれこれ悩んでも、どうせ寿命がきたら死ぬんだ」と、今、良い意味で開き直って生きれば良いのです。

以上、今回はここまで。

次回は3と4について書いてまいります。

快癒力をつかむための4つの発想2に続く。

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