解説まとめ『ザ・マスターキー』2015第9章

前回の記事:『ザ・マスターキー』第8章

今回は9章。

この辺から内容がマンネリになり、ウンザリしている当時の様子が分かりますが、

「悪い思考を繰り返せるならば、良い思考も繰り返せる(24)

という文言については、「良し悪し」等を抜きにせよ、 「血が出るなら殺せるはずだ」レベルの至言であると感心いたしました。

繰り返し

9章でも同じく、

「自然、宇宙は充分すぎるほど豊かである、 欠乏や限界といったものは人為的に引き起こされるもの(2)」

「悪い思考を繰り返せるならば、良い思考も繰り返せる(24)」

みたいなことが書かれています。

私の例を出すと、ブラック企業で苦しんでいた4年前は、 自分は悲劇のヒーローで世界中の悪いものたちが俺を苦しめているなんて考えていたのですが、

上記のようなことを何度も考えていると、宇宙意識(大いなる力)と一体とはどんな感じがするのか 段々実感として分かるようになってきて、

「私こそが宇宙意識、大いなる力であるので、嫌な奴、嫌な事、嫌な状況があっても、 それを癒やすくらいの気概があるのは当然である」 くらいの思考は頭に浮かぶようになり、それにつられて状況も変化していきました。

そんなわけで、9章の前フリにもあるように、思考のクセや性格といったものは、 それが良いものであれ悪いものであれ「持続的な努力の結果」であるので、 効果あるのか無いのか分からないようなメソッドなど不要で、 単に何度も繰り返せば良いだけの話なのです。

自分だけでなく他人の為にも

この章のみどころ?は、19からの難病を治した体験談で、 その中でも25の

「自分自身に肯定的言葉を言い聞かせるだけでなく、 それを必要とする他人の為にも唱える」

という箇所であります。

かつての私(今もか?)のように、「私は宇宙意識と同一です」なんて自分に対しては言いつつ、 他人には「このボケ!クズ!」なんて言っているようでは、出る効果も出なくなるということです。

自分と他人は根本的には同じというワンネス的な考え方というか、 「自分がしてもらいたいことを他人にしなさい」という聖書の言葉というか、 とにかくそういうことで、自分の好むことをすれば、自分が好むことが還ってくるというわけです。多分!

まあ、最初あたりで書いた「私は宇宙意識と一体である」みたいな考えを 何度も何度も繰り返していると、他人に対して汚い言葉を吐くことも 自然と少なくなっていきます。

なので「他人に対して良い言葉を使わなくちゃ」なんていう強迫観念は あまり持たなくとも、自然と変わっていくと私は考えますし、実際そうでした。

※いやホンマにマシになったで昔に比べたら。頭にきた場合でも大抵は沈黙を守るし。

次回は10章。

次回の記事:『ザ・マスターキー』第10章

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