前回の記事:解説ニューアース2013その2前編の続き。
じゃあ、一体何が本当の自分なのかという話ですが、 著者は「いま、この瞬間」という空間みたいなものだと書いています。
前編にも出した上図の点線部分のことです。
何で点線にしたのかというと、目に見える体ではないから。 体の内外にある意識の様なものだからです。
「神との対話」の3巻にも 「身体が魂(本当の自分)を宿しているのではなく、魂が身体を包み込んでいる」 というような描写がありましたが、その「魂」と大体同じです。
要するに「本当の自分」とは、「今、この瞬間」の身体、 出来事、思考、感情、経済状況などなど 全てのものを内包している「意識」だと思ってよいでしょう。
この「意識」は、例え金が無くなろうが、人間関係が崩れようが、 身体が衰えようが、ず〜っと不変のものなのです。
それでは「本当の自分」を意識するには。どうすれば良いのでしょうか。
本章では、
の3つが書かれています。
インナーボディについてはP.61にかかれている通り、
受け入れるについては、 「今、この瞬間」に対し、それが何であろうと、無条件で受け入れることです (これが中々難しいねんな)。
気付きについては、エゴによって自分と同一化しているもの、 モノ、身体、出来事、思考などを自分と切り離し、 ありのままを見ることです。
どうすればいいかというと、自分が何かに執着心を持っていたり、 失うことに恐れを抱いたり、躍起になっている時に、 「あ、今私は○○(モノ、身体、思考など)と自分とを同一化しているな」 「○○と自分を同一化することで、全体(宇宙全体)から自分を引き離しているな」 (これ重要。結局この本の言いたいことは「宇宙、大いなる力と一体となりましょうね」だから) と気付くことです。
外部のものと自分との同一化は幻でしかなく、 幻は幻と認識すれば、消えるからです。 これを何度も何度も繰り返していると、反射的?に気付くことができるようになります。
以上、かなり簡略化してまとめてみましたが、詳しくは本文を繰返し読んでみてください。 次回は3章について書いていきます。
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